北京オリンピックの聖火トーチとトーチに描かれている絵柄について説明します。
北京オリンピックの聖火トーチの造形デザインですが、伝統的な中国の紙の巻物をイメージしたものとなっています。
紙は中国の「四大発明」のひとつでもあり、シルクロードを通じてアラブ諸国、地域やヨーロッパへ伝えられました。
人類の文明は紙を通して世界中に広がりました。
聖火トーチの外観のデザインは中国の伝統的な「祥雲」の図案からインスピレーションを受けたといわれる。(吉祥の兆しの雲)
雲というよりも渦巻きですね。
「祥雲」という文化の概念は千年以上の歴史があり、代表的な中国文化の記号だそうです。
「ラーメン丼」の縁についている渦巻き模様と一緒なのでしょうか?
聖火トーチの外観は「祥雲」の図をモチーフに赤とシルバーの色で装飾が施されています。
聖火トーチのシンボルマークですが、中国の篆書の字形を基本としています。
そして、甲骨文、金文といった字形の趣やモダンな図案の簡潔さを融合させたものとなっています。
また、シンボルマークは競技の鮮明な特徴、優雅な美・豊かな文化の意味を表しています。
黒の文字と白い背景、そして漢の時代を起源とする鮮やかな赤色を使い鮮明なコントラストを実現しました。
「形」と「意」という調和と統一が完璧に表現されています。
この北京オリンピックのシンボルマークは全部で35あります。
北京オリンピックの聖火トーチは上下の比例にむらがなく、「祥雲」の図案とレリーフの工芸デザインにより、上品で優雅で華麗な仕上がりとなっています。
北京オリンピックの成功を祈りましょう。